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心を掴むプレゼンのコツ [Books]

翻訳者はPowerPointを使って一からプレゼンを作ることはないものの、

プレゼンの翻訳案件をお引き受けさせていただく事は まま有ります。


今まで 「この訳でプレゼンとしてのアピール力は有るか」

「インパクトを高めるために疑問文にした方がいいかも」

といった事を漠然と思っていましたが、

そもそも「心を掴むプレゼン」とはどういうものなのかを把握すべく、

一からプレゼンを作るときの指南書を参照してみました。



図解プレゼン成功100% (アスペクトムック)

図解プレゼン成功100% (アスペクトムック)

  • 作者: 戸田 覚
  • 出版社/メーカー: アスペクト
  • 発売日: 2007/11/26
  • メディア: ムック




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以下、翻訳に役立ちそうなtips。

・プレゼンのスライド1枚にかける時間は平均3分。

・スライドのタイトルを付けるときのコツは
  1.内容を過不足なく示している
     例:×「新製品企画書」 ○「超軽量デジタルカメラ新登場」
  2.相手のメリットをきちんと明示する
  3.インパクトを重視する
  4.疑問形で相手の注意を引く
 なお、タイトルはなるべく短く(できれば20字以下)に収めるのが理想。

・一般的な会議室でスライドを投影することを想定するなら、
 文字サイズは最低でも30ポイントを目安に。
   →つまり、1行当たりの文字数は20文字程度まで。

・文字が見やすくなるよう、ひらがなだけフォントサイズを少し小さくするという方法も。

・箇条書きでは できるだけ1行を20文字程度で完結。

・箇条書きのうち1項目だけ2行に跨がっているのは美しくない。


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以下、翻訳には必ずしも関係ないが役立つtips

・箇条書きの項目数があまりに多いと読んでもらえないので、項目数は3~4にまとめる。

・1スライドの箇条書きの項目数は7つが限界。8つ以上になるならスライドを分ける。

・1スライドに入れる表やグラフなどの要素数は3つまで。
 心理学でも言われているが、人は3つまでは誰でも確実に理解できる。

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社外に向けて行われるプレゼンは

他社との競争に勝つためのもの。

翻訳に当たっても その事を念頭に置いておこうと思います。




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